蠕動運動によるトラブル【胃の不快症状の原因を探る】

  • 胃のメカニズム

胃を不快にさせる原因

蠕動運動によるトラブル

蠕動運動とは、胃周辺の筋肉の収縮によって生じたくびれが波のように徐々に伝わっていく運動のことです。胃では、食物に胃酸・ペプシンを混ぜて攪拌し、粥状にして十二指腸へ送る働きをしています。食事を摂ってから胃が空腹の状態になるまでは約4時間ほどかかります。
しかし、加齢などによって胃が弱ってくると蠕動運動が低下し、消化にも時間がかかります。その結果、胃もたれや胸焼けなどを感じようになります。

正常な胃
img_trouble03_01
弱った胃
img_trouble03_02

監修

神谷 雄介 先生profile

  • 巣鴨駅前胃腸内科クリニック
    理事長
    胃腸内科

国立佐賀大学医学部卒業後、胃腸・内視鏡専門病院にて胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間 3000 件弱の内視鏡検査・内視鏡手術を施行。2016年4月より巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

まとめ

Share!!