胃薬の成分解説 整胃剤として使用される主な成分

  • 胃薬の雑学

(1)コウボク

(2)ショウキョウ

(3)ソウジュツ

(4)テプレノン

コウボク

種類 生薬
働き 特有の辛味・苦味があり健胃剤として用いられるが、胃の働きを高める作用があります。食欲減退によいとされ、腸の動きを整える効果もあります。

ショウキョウ

種類 生薬
働き 健胃薬として、唾液や胃液の分泌を促す作用があります。吐き気を抑える効果があり、風邪薬にも使用されている成分です。

ソウジュツ

種類

生薬

働き 特有の辛味・苦味があり健胃剤として用いられるが、水分代謝を高める作用、めまいや痛みを和らげる作用もあります。

テプレノン

種類 粘液分泌促進成分
働き 胃粘膜を守る胃粘液量を増大させ、胃粘膜を守ります。傷ついた胃粘膜の修復を助ける作用もあります。

監修

成田 亜希子 先生profile

  • 医療法人ウェルパートナー
    主任医師
    内科、皮膚科

2011年医師免許取得。一般内科医として幅広い疾患の診療を行ってきた。自身は二児の母。育児中は医療行政に関わり、国立保健医療科学院や結核研究所で感染症対策などを含めた公衆衛生分野の研鑽に励んだ。

まとめ

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