 |
 |
| ↑人と薬のあゆみや、製薬における研究開発プロセスなどについて紹介しているエーザイのWebサイト「くすりの博物館」(上下とも) |
|
エーザイのWebサイト「くすりの博物館」では、人と薬のあゆみや、製薬における研究開発プロセスなどについて紹介されている。
その記述によると、一般に医療用医薬品(お医者さんが処方する薬剤)の場合、創薬構想から実際に新薬ができるには、現在でも10年もしくは15年はかかるといわれている。
薬のもとを探す「探索研究」にはじまり、生物実験などの「前臨床研究」、人による「臨床研究」を終えた後、厚生労働省による承認審査を経て、晴れて新薬として承認される。中でも「探索研究」では、薬にできそうな物質を1,000〜2,000もの候補から探し出すのだという。このプロセスだけで7〜8年。そこまでして断念することもあるという。気の遠くなるような作業である。
一般用医薬品(薬局・薬店で市販されている薬)でも、「臨床研究」が必要な薬剤は少ないものの、長期にわたる開発期間が必要となるそうだ。おそらく当時の開発者も、コンセプトに合う処方設計を探し出すまでに、幾度となく葛藤し、ストレスに苛まれたことであろう。そして幾度となく胃を痛めたことであろう。
胃の痛みもさることながら、きっと心も傷んでいたのではないだろうか。 |